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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

不登校になってもいい状況でも登校し続ける子がいます

こんにちは。

平成27年4月に滋賀県栗東市で開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

発達障害に限らず、別の疾患で通院されてる患者さんにもよく「学校楽しい?」と聞くのですが、ときどき楽しくないと答える子がいます。理由は勉強がわからない、嫌なことを言う友達がいるなど。理由を言わない子もいます。じゃあ、どうして学校行ってるのか聞くと、ほとんどがその理由を答えません(答えられない)。

保護者に聞くと、やはり学校に行くのはつらそうにしてるが、朝登校を嫌がることはないと。どうも学校は嫌だろうが何だろうが行くものだと思っているらしいと。心が痛みますね。不登校という選択も出来ずに不適応に耐えてるのは、不登校よりも悪い状況かもしれません。

なかなか私から本人へ、「そんなにつらいなら学校行かなくて良いよ」とは言えません(本当は言いたい)。保護者には学校とよく話し合って、状況によっては休ませるように話してます。周囲に迷惑かけるような問題行動が無い不適応の子は、学校が気付いてない or 重視してないことがしばしばあります。こういう時、自分が校医とかなら介入していけるのにと歯がゆく思います(現在の立場では依頼を受けて手続きを踏まない限り院外に出ていけない)。

 

不登校にも悩まされますが、不登校というSOSも出せない子がいるのを認識しておかないといけません。自分から学校での出来事をあまり話さない子には、ときどき学校でのことを尋ねてみるのが良いと思います。