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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

ディスレキシアとは①

小児の病気のこと

こんばんは。

平成27年春に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

1-2週くらい前でしょうか、テレビでディスレキシア(読字障害)のことをやってたみたいですね。最近よく、他分野の複数の先生から「そんな病気があるんだね〜」と言われたりとか、患者さんからも「うちの子は違いますか?」とか聞かれます。

 

ディスレキシアはトータルでは知能に問題がないのに、字を読むことに関して極端に苦手という、学習障害の一種です。原因は育った教育環境とかではなく、生まれつき文字を見たときの脳の解読経路の違いによるものです。程度の差があるでしょうが英語圏などでは1割くらいおられるって話です。日本はもっと少ないのですが、これは言語の違いによるものです。日本語の平仮名は「よ」は'yo'としか読まないし、「し」は'si'としか読みません。「は」のみは'ha'と'wa'の二通りあるくらい。それに引き換え英語は大変です、「bed」はb(ビー)とe(イー)とd(ディー)の組合せで初めて'ベッド'と読まれます。平仮名と違って組合せで読み方がいちいち変わる言語なのでディスレキシアの方は苦労します。

 

日本人だって同じ人間なのだから、おそらく1割くらいはディスレキシア傾向の子もいるのでしょうが、平仮名でその存在が気付かれにくいようです。そんな子も漢字や英語学習が始まると、その極端な苦手さで気付かれることもあります。

 

わー、長くなりそうなので、対応策など続きは明日にでも書きますね。