栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

赤ちゃんのお風呂は38℃です

こんばんは。

平成27年春に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。 

 

とっておきの乾燥肌対策!(と思う) - 栗東よしおか小児科の院長ブログ 

先日記事にしたワセリンパックですが、わりと試していただいた方々から好評なようで(別に私が発明したわけではないので偉そうに言うことではないですが)、良かったです。これを機会に赤ちゃん~小さい子どものスキンケアについてもう少し。

 

どの育児本にも書いてますが、お風呂のお湯はぬるめです。ぬるめとは38℃!ということにしましょう。ちゃんとボートみたいな湯温計で測りましょう、ドラッグストアで売ってます。これ、大人が入ると温水プールかってくらいぬるいですが、熱い湯だと子どもの薄い皮膚には刺激になるし、保湿成分が落ちるので出来る限り体温に近い方が良いのです。あと、入浴時間は短めに。ていうか、入らなくても良いくらいです。身体を洗ったあとの流し残しを落とすためくらいで十分と思います。気持ちよさそうにするの見るとつい長く入れてしまいますけどね。

 

長めに入って体を温めた方が一日の疲れもとれてよく眠れるってのは、大人だけですから。赤ちゃんはもともと体温高いし、日々のストレスで疲れてないし、満腹になったら眠れますから。