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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

風邪薬について(咳止めといっても気管支拡張剤)

こんにちは。

本年4月に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

本題の前に。1/12に栗東草津、守山あたりにスタッフ募集の新聞折込広告が入ります。気を付けて見ていてくださいね。広告が入らない地域の方にも応募してもらえるように、近々、メインのホームページにも広告を貼りますのでご確認ください。

栗東よしおか小児科 - 栗東よしおか小児科のホームページ

 

今日は咳止め第2弾。咳止めといっても昨日書いた脳の咳中枢を抑制するのではなく、気管支拡張剤です。気管支を拡げて空気の通りを良くする作用で咳を抑えます。ちなみに呼吸するのに口から空気が入って、気管→気管支→細気管支→肺(肺胞)と通っていきます。木の枝みたいに気道(空気の通り道)は細かく枝分かれしていて、気管支はその細くなった枝の部分です。

 

メプチン、ホクナリン、ベラチン、ツロブテロールとかがそれにあたります。内服だけでなく、背中に貼るテープ剤や吸入薬もあります。気管支に直接作用して気管支を拡げます。気管支喘息はまさに気管支が細くなってしまう病気なので、昔から主役の薬です。ただし、少し問題があって、これらの薬は気管支以外の臓器にも作用することがあります。特に心臓。薬の改良で心臓には作用せず、気管支にだけ作用するようになってますが、人によっては動悸などの副作用が出ることがあります。動悸っていうのは、下痢と発疹とかと違って本人にしかわからない症状なので、症状を訴えることが出来ない小さい子では、その動悸などが起きてても気付かれないことがあります。ゆえに、内服量とか飲み方とか慎重になります。

 

効き目は、やはりしっかりあります。喘息発作時に吸入するとてきめんに良くなるし、内服やテープ剤も効いてる印象あります。私自身は喘息っ気はないですが、それでも咳がひどい時に内服したり、吸入すると楽になります。

 

というわけで、咳止めとしては私はよく使います。テープ剤だと夜貼って深夜~朝方によく効くのと(内服だと最も間隔が空く時間帯)、内服させる手間も無くなるので、ホクナリンテープをよく処方してます。