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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

1人の患者さんを長期間診ていく味わい

医療以外

こんばんは。

本年4月に滋賀県栗東市で開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

この週末は、本当はセンター試験監督に当たってたので外勤も当直も外してたのですが、結局予定の受験者数に満たなくて監督免除になりました。なもんで、いろいろ貯まった仕事をしてました。

 

で、ぼちぼち担当外来患者さんの紹介状(私のところに続けてきて下さる方は私自身宛ての、病院を変わらない方は新しい主治医宛ての)を準備しています。大学病院は日々の業務の合間に少しずつやってますが、済生会病院(神経外来)の方はいつもの外来の後とかは疲れてやる気が出ないので、時間を見つけてまとめて書きに行っています。

 

この連休は金、土、日と連日毎夜、済生会に通って医師支援室とかいう大学では考えられないようなきれいでぬくぬくした快適空間で仕事をしていました。済生会は5、6年前から神経外来が始まり、草津総合病院から神経外来が引き揚げになった時についてきてくれた患者さんも含めると8年くらい前から診ている患者さんもいます。そんな長い患者さんの経過をまとめるために見直してると、いろいろ思い出されて浸ってしまいなかなか進みません。まるで引っ越しの時に昔のアルバムを見つけて見入ってしまうように。

 

てんかんの診断を告げた時にこのお母さんはすごく取り乱したなぁとか、怠薬癖が治らず困った子だったなとか、多動がひどくて診察室の備品を破壊して回ってたよなとか。私自身の治療のやり方も変わってきているのにも気付かされました。患者本人も家族も私自身も少しずつ成長しているのを実感しました。私は滋賀に帰るまでは、短いと9か月、長くて2年毎に転勤になってたので、これほど長く同じ患者さんを診てきたの初めてなので、なおさらです。

 

最近の若い先生たちには医療全体でも小児科内でも、救急集中医療や新生児医療が人気ですが、慢性疾患をじっくり長い期間をかけて診るというのも味わい深い楽しいものですよと伝えたくなりました。