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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

なにはなくとも、保湿が大事!

こんばんは。

本年4月に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

いつだか皮膚の保湿のことを書きましたが、最近また思うことがあって書きます。アトピー性皮膚炎の治療はまずとにかく保湿なわけです。多分、すべての小児科医、皮膚科医が言ってると思うんですが、やっぱりなかなか伝わってないなと思うのです。今はそういう主訴の患者さんを診る外来をやってないのですが、救急外来など別のことで受診した際に診る子の中にも、すごくカッサカサの皮膚していて、バリバリ掻いてて、薬(ロコイドとかボアラとか)ぬってるけど良くならないとおっしゃるのを聞くにつけ思います。

 

長期間、皮膚炎が続いてる状態で保水機能が落ちてるのはわかるんですが、それでも乾燥状態を続けると、よけいに乾燥しやすくなり痒くなります。とにかく常に保湿剤(やっぱりヒルドイドですかね)を何度も何度も塗って欲しいです、乾燥状態になってからではなく、なる前に塗るイメージです。永久にそれが必要ということはありません、治療していくうちに皮膚の保湿維持作用が戻ってきます。

 

目安として、オムツの外れてない子であればオムツが覆ってる部分と、そうでない部分でカサカサ具合ががらっと変わるようなら、保湿が足りてないってことです。逆に言うと、保湿するだけで治るかもしれないので良かったと思えばいいです。

 

あと注意するのは、ワセリンは保護作用はあっても保湿作用はありません。だから以前紹介したワセリンパックのように水分を保持した皮膚を保つのには良いですが、カサカサの皮膚にワセリンだけ塗っても水分は付加されません。

 

アトピーや乳児湿疹でお悩みの方は、よく確認してみてください。