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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

学業は大切です

発達について

こんばんは。

滋賀県栗東市に4月16日に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

学業は大切です。結論から始めます(単に構成が浮かばなかったからだけです)。不登校の子を学校に行けるようにすることより、特別支援学級保健室登校の子を通常学級に戻すことより、学業不振に陥らせないようにする方がずっと大切です。子どもの頃から診てる発達障害の子たちが成人に近づくのを見るにつれ思います。

 

小学校、中学校というのは、性格も育ちも好みも能力も違う子どもがランダムに集められて、1日の半分以上を毎日強制的に一緒に生活させられる、極めて高度な社会性を要する環境です。大人になったらまずこんな状況はありませんよね。それぞれが気の合うどうしで集まり、嫌になれば離れていけますから。だから、小中学校でクラスに入れないと将来困ることなど一切ありません。極端な話、今の時代、自宅にこもっててもインターネットで社会参加出来て、金儲けも出来るのです。

 

ただし、学業不振につながると将来の可能性がぐっと狭くなります。社会性の無い人が社会で生きていくには、特殊な知識や技術、能力が不可欠だからです。だから、不登校や支援学級の子に対しては、もとのクラスに戻そうと頑張るより、学業レベルが落ちて行かないかを気を付けていきましょう。たまに、全然授業受けてないのにテストも出来て成績優秀な子もいて、それなら焦らずゆっくり学校復帰、通常学級復帰を考えれば良いと思います。