栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

必要と思われる患者さんには次回の再診予約をとるようにしました

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

開業してすぐの時は、もちろんほぼ全患者さんが初診なわけです。で、本当にそのときだけで終わりそうな風邪みたいな方もいれば、薬続けないと治らないなっていう慢性疾患の患者さんもいます。後者の場合、症状に応じて薬の量や強さや種類を調節しながら長期間診た方が良いのですが、やはり初対面ということで、具体的に次回外来受診予約を取るのも気が退けてしまい(まだ、おたくのクリニックに通院するか決めても無いわよとか思われてる気がして)、曖昧に「薬の無くなる頃に良かったらまた来てください」とか「症状が良くならなければ来てください」とか言うだけで終わりにしてました。

 

それで有難いことに再診してくださる方もいるのですが、やはり曖昧な指示がいけなかったのか、薬が無くなって随分日が経ってから来られたり、症状が変わらないのに効かない薬を続けておられたり、というケースがしばしばありました。そこで、再診してくれてるのなら嫌とは思われないだろうということで、具体的に次にいつ頃診させて欲しい旨を伝え、次回外来日時を予約させてもらうようにしました(不都合になれば電話で変更可にして)。

 

そうすると、やはりほとんどの方が順調な経過をたどってます。特にしつこい湿疹や長引く咳の方。どう思われようとも、初めから図々しくこうやってれば良かった。こういう言い方は適切じゃないかもしれませんが、自分のところに来てくれる患者さんたちが治っていくのを診るのは、楽しくて仕方ありません。