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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

稀な重症化や社会的意義とかあえて考えない、任意予防接種の選択

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

しつこいですが、B肝やロタなど任意(自腹)ワクチンの話です。全部打つのは経済的に厳しいので、選んで打つとしたらどれかって話がありました。

 

今回は稀にしかない脳症や重症化の可能性とか、流行を抑える社会的意義とか、難しいことは除外して考えてみます。私の実感として、ロタ腸炎は普通に罹患するのも、かなり頻度高いし、本人もしんどいので一押しでした。おたふくとか軽いことも多いし髄膜炎になってもそのうち治るし、水痘は特効薬があるし、優先度は下がりますかね。どの疾患も罹患しても無事に治ってしまえば、とりあえず良かったとなります。

 

しかし、B型肝炎だけは感染してキャリアになったら、もう普通に、簡単には治りません。一生、苦しめられます。親は接種させてればこんなことにはならなかったと、ずっとずっと後悔しないといけません。

 

子どもで水平感染でB型肝炎を発症するのを診る機会は少ないですが、落ち着いて考えてみると、他のどのワクチンより、打たずに感染した時の後悔度は最大級だなと思いました。