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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

とりあえず受診してくれないことには(アレルギー外来)

診療方針

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

開業して気付いたことですが、アトピー性皮膚炎と喘息の患者さんってこんなに多いんだってこと。なるほどね、勤務医時代はこれっぽちもアレルギーなんてやってなかった先生が、開業していきなりアレルギー科を掲げるのも頷けます。

 

そのうちのアトピーの話です。特別専門にしていたわけでない私のような小児科医が、アトピー治療をするには、ガイドラインや教科書に出来る限り忠実に従って治療します。ある本に、アトピー治療は①外用薬、②内服抗アレルギー薬、③スキンケアの3本柱で治療するとありました。実際に治療してみて思うのは、①まず受診してもらうこと、②薬を毎日塗ること、これら二つを確実にするところから始めないといけない患者さんが意外と多いです。もらってた薬が無くなって塗れなくなって散々悪化してからしか受診しないとか、受診して薬をもらっても塗ったり塗らなかったりとか。これじゃ、治療ガイドラインのスタート地点にも立てません。

 

どの薬を使うか、どの保湿方法をとるか以前に、「まず受診する、そして薬を毎日塗る」といったことを実行してもらうために、なぜ必要かを詳しく説明したり、ちょっとおどしを入れてみたり(このままじゃ薬が効かなくなっていくよとか)、上手く行ってるときは努めてほめるようにしたり、と試行錯誤しながらやっています。まずはスタート地点になるべく早くたどりつけるように。