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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

ワクチンの時に赤ちゃんのお肌のチェックも

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

産婦人科との提携が全くない当院ですが、2ヵ月のワクチンスタートの場として選んでくださる方がおられます。本来ワクチン目的なので必要以上の診察や処方はしないんですが、乳児期早期から顔や体に湿疹が目立つ赤ちゃんがいて気になることがあります。

 

こんなに早くから薬や保湿剤を使うのが心配、使うと癖になるんじゃないか、自然治癒力が弱まるんじゃないか、薬に頼らず自然に任せるのが一番じゃないか、といった考えで様子を見られているお母さん方もおられます。

 

4,5年くらい前からでしょうか、食物アレルギーは皮膚からの感作で引き起こされるという説が有力になってきました(ある小麦成分含有の石鹸を使った人たちに小麦アレルギーが発症した事件はそれを裏付けるものでした)。要するに、1歳頃の食物アレルギーが0歳時の皮膚炎が原因で発症するという説です。ですので、乳児期から皮膚炎をしっかり治療して、スキンケアを怠らず正常な皮膚を維持することが、食物アレルギーを予防するためにも大切です。もちろん難治のアトピー性皮膚炎への移行を避けるためにも重要です。

 

うちではおせっかいながら、赤ちゃんのワクチン接種に来られた時でも、皮膚炎がひどいときは状況を確認して、治療やスキンケアを勧めたり指導しております。

 

皮膚のことに限らず、受診するほどでもないけど気になってることがある方、他の患者さんからカゼをもらいそうで受診を躊躇している方など、ワクチンの時についでに気軽に相談してください。なお、当院のワクチン外来は、土曜日以外は感染症の患者さんが来られない時間帯(もし来られても待合室が別)ですので、安心して来院下さい。