栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

開院して半年たちました

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

昨日(10/16)で当クリニックは開院して半年目に突入しました。自分ではよくわかりませんが、新規開院としては順調と言われてます。これも、自分からよく動いてくれるスタッフ、新規の不慣れな対応も大目にみて通ってくれる患者さん、受診を勧めてくれる周辺病院の先生方、そして、いつも支えてくれる家族のおかげです。ありがとうございます。

 

半年たって、それほど考えが変わったわけではありませんが、いくつか気付いた点と方針を見直す点がありました。

①アレルギー(喘息、アトピーなど)で困っている患者がこれほど多いとは予想外でした。アレルギーを特別やる気は無かったのですが、患者さんがたくさん来られるので、ちゃんと治してあげられるように勉強するようになりました。

②何の薬を使うかよりも、ちゃんと病院に来ること、毎日正しく薬を飲むこと(塗ること、吸入すること)などを伝える方が、病気を治す上ではずっと重要であることに気付きました。

③ワクチンの知識が乏しい人の方がアンチワクチン派よりずっと多く、なんとなく接種しない方や忘れている方が多かったです。ちゃんと情報を伝えれば接種率は上がるものでした。

④発達外来は、本当に困っている子どもを受け入れるには、気軽に何でもウェルカムではなく工夫が必要でした。

 

というわけで、もし上記のような考えや方針に賛同いただければ、受診していただけたらと思います。これからもよろしくお願いします。