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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

宿題の約束

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

よく子どもが約束を守れないって訴えられる保護者の方がいます。具体的には宿題をしない、ゲームを止められないなど。それって約束?

 

約束ってのは当事者間で納得した上での決まり事のことです。保護者がほとんど一方的に決めた約束ではないですか?子ども本人が納得した上での決まり事ですか?もし友だちどうしの遊びの約束を守れているなら大丈夫と思います。

 

ちょっと具体的な話をすると、宿題をどうしてもしない子がいます(学業レベルの問題ではなく)。彼らにとってみれば、該当の単元は授業だけで十分理解できてテストもほぼ満点が取れるのになんで宿題なんてやんなきゃいけないのかと思い、やる気が出ないみたいです。宿題が授業の復習や予習の意味合いで必要ということなら、彼らの言う通り授業だけで十分理解定着出来るなら不要かもしれません。

 

それでも宿題はやるもんだからという説明でだいたいの子は済むんだけど、自閉症スペクトラムアスペルガー症候群高機能自閉症など)の子はどうしても納得出来ない子が多いです。彼らと宿題をすることを納得させた上で約束として取り交わすことは至難の技ですね。

 

私たちの社会(特に子どもの)にはこういった納得いかなくてもやんなきゃいけないことが結構多いですよね。これは無理に意義を押し付けようとせずルールとして説明するのをお勧めしています。サッカーで手を使ってはいけないのはルールなので、そこに意義はないし、それを疑問に思う人はいないわけです。

 

学校 には宿題をしていくルールがあるからやんなきゃいけない。うーん、こと宿題に関しては説得力ないかもですね。子どもたちの言う通り宿題なんてやらなくてもいいのかも(爆)