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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

乳児湿疹はほぼ必ず治りますから

診療方針

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

ぼちぼち4月だっていうのにまだインフルエンザの方が来られています。結局春休みに入るまで続きそうですね。

 

平日の午前外来はだいたいインフルも含めて感染症状の方が朝開院同時くらいから来られ、昼前になるにつれ赤ちゃんの定期受診が多くなります。未就園の1歳くらいまででしょうか(それより大きい子は夜診が多い)。そこでうちは赤ちゃん皮膚科だっけ?と思うくらい湿疹の患者さんが続くことがあります。そこにちょいちょい便秘とかへそヘルニアとかてんかんの方が入りながら。

 

赤ちゃんの湿疹はほとんどすぐにきれいに治ってくれるし、それでお母さんにも喜んでもらえるので好きです。ステロイドと保湿剤と、時々抗菌剤や6か月以上の子にアレルギー薬内服を出すくらいです。いたってシンプル(のつもり)。何の薬をどこにどれだけ何回塗るのかをひたすら説明するのみ。それもたっぷり塗って、良くなってもすぐに止めずに続けることばっかり言ってるんですが。大きい子になると登園、登校中の悪化因子(外遊び、日焼け、手洗いなど)のケアが出来ないし、高学年以上になると子ども本人に本気で治す気が無いのが加わって、なかなか難治の子も多いのです。その点、赤ちゃんは46時中お母さんの管理下ですから、お母さんが指示通りにやってくれればだいたい治ります。

 

目立ってきた乳児湿疹に1か月健診のとき産院でもらった保湿剤を塗り続けているが治らないと言われる方がしばしばおられますが、保湿剤だけではなかなか湿疹は治りません。乳児期のひどい湿疹から食物アレルギーにつながることもわかってきています。心当たりの方は、かかりつけ医と相談してさっさと治してしまいましょう。

 

なお、湿疹がひどいからって離乳食開始前に食物アレルギーの血液検査を勧めている小児科が、今の時代にまだあるようです。ほんとにそんなの必要ありませんから。