こんばんは。
平成27年春に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。
昨日から今日にかけ、後輩たちが受けた小児科専門医試験の合否通知が送られてきました。全国の合格率は7割を切ってるそう。今の時点で2人ほど不明ですが、他の10人くらいはみんな合格したそうです!すごーい、みなさん実は優秀だったんですね。
医局制度が崩壊した昨今、医学部卒業生は好き勝手に研修して働いてますので、実はほとんど研修してないんじゃ?という怪しい人も少なからずおります。地方なら働き場所が限られてるしまだ医局の監視があるけど、都会なんてもう医療機関はカオスですし。
医者の言う専門なんて自称ですから、どのレベルで自称するかの決定は本人次第なわけです。時々、JAROに電話してやろうかと思うくらいひどい自称の方もみえます。
専門医制度は、各学会の資金集めだったり、医局の人を繋ぎとめておくエサのような使われ方をされていく気がして好きでは無いのですが、最低限の研修を終えた医者か、自称小児科専門医の判断材料としては、今の時代、必要なのでしょうね。