栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

12歳の受験生へ

こんばんは。

本年4月に滋賀県栗東市に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

受験シーズンまっただ中ですね。今夜は中学受験について。私もちょうど28年前の今ごろ、一通り試験が終わって、とりあえず行くところが確保出来てほっとしていたところです。今でも関東の中学入試は2月初めに集中しているのでしょうか?私自身は受けた学校すべてが受かったわけではないですが、まあ無難に済んだ方でした(その後の私の受験遍歴はひどいものでしたけど)。しかし、友人の中には受けたところすべて不合格だった子もいて、子どもながらに何て声をかけて良いかわからなかったことを今でも覚えています。

 

図らずも子どもを相手にする職について12歳の子どもたちをいろいろ見ていると、やはりまだまだみんな幼くて。1年以上にわたる苦労の成果がたった1回の試験で決まってしまうのって、ちょっとかわいそう。精神年齢に対してストレスが強すぎる気がします。12歳って年齢はまだまだ無責任に遊びほうけてて良い時期なんじゃないかと。

 

でも、彼らが、他の子たちが遊んでいる中、塾に行ったり夜遅くまで勉強して、周囲のプレッシャーを受けて、本番ですんごく緊張して、、、という経験は、結果がどうであれ、何にもしなかった子たちより、ずっとずっと将来の糧になる。決して無駄にはなってない。と、思います。

 

12歳の受験生でここを見ている子はいませんよね、保護者の方々へのメッセージとして書きました。