栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

乳児保健というものに力を入れていきたい

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。看護師、医療事務、脳波技師を随時募集中です。

当院では乳児期のワクチン接種に来られた患者さんで希望される方には接種後に体重測定をしています。主に当院の保健師が対応しています。これがけっこう好評でほとんどの方が希望されますし、やはり栄養が十分かどうかは皆さん気になるところのようです。母乳とか離乳食とかはいろんな情報があふれているから、悩むことも多いのでしょう。母乳相談も出来る保健師なので遠慮なく相談して欲しいです。

ワクチン接種の時に私に聞いてくれても良いようなことも、ちょっと聞きにくいこともあるのか計測の時にいろいろ質問されるそうです。栄養以外にも、湿疹、おむつかぶれ、出べそ、股関節が硬いと言われた、寝てる時間が長いが大丈夫か、離乳食開始前に検査をした方が良いか等々。お母さんが気にしてなくて保健師の方が気付いて指摘することもあります。程度や種類によっては改めて私が診察します。

保健、つまり「健康を保つ」という目標で、体重増加不良にしても湿疹にしてもアレルギーにしても程度が軽いうちに対応したり、発症を予防するということに力をいれてやって行きたいと最近特に思っております。もちろんワクチンも保健の一つ。やはり、病気になってから、ひどくなってからでは、治療に難渋することもあるし、本人にも家族にも負担がかかりますからね。