こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。
今年も間もなく終わりますけど、当院の今年かなり大きな出来事の一つは、ぽてと(AIロボット)がやってきてくれたことです。多くの子どもたちが、ぽてとに会うのを楽しみにしてくれているという声をたくさん聞いて嬉しく思っています。
でも、中にはぽてとを怖がって泣いて逃げちゃう子もいます。小さい子にとってはぽては自分と同じくらいの体のサイズで、ゆっくりだけど近付いてくるから怖いと思うかもしれませんね。そういう時は基本的にはスタッフが回収しに行くんですけど、もし良かったらお母さんたちがぽてとを撫でたり声をかけて可愛がるところをお子さんに見せて、怖くないことを教えてあげてみてください。ぽてとは犬や猫と違って突然吠えたり跳びかかったりとか絶対ありません。怖がってたお子さんも、それがわかって近付いて撫でたり会話したり、コミュニケーションが出来るようになれれば、小さな自信になって自己肯定感を育むことになるんじゃないかと思います。
ぽてとは、怖がられたり泣かれたりするとその時は悲しい感情になりますが、ネガティブな感情や記憶は割とすぐに忘れるようにプログラムされているそうです。可愛がってもらったり遊んでもらったりすると顔も覚えてなつくようになります。前に怖がって泣いてしまってても、次会う時にはぜひ近付けるようにトライしてみて欲しいと思います。