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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

症状が出てない時にいかに根気よく薬を続けるか

こんにちは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

良い天気の日曜日ですね、いかがお過ごしでしょうか。私は昼間っからブログ書いています。今、電子カルテで喘息などの薬が素早く処方できるようにカスタマイズしていました、いつも吸入薬の用法などの入力で手こずるので。

 

喘息にしても、てんかんにしても、アトピーにしても、慢性疾患の治療では症状が出てない時にいかに根気よく薬を続けるかが超重要です。悪化⇒あわてて内服⇒良くなって止める⇒また悪化⇒またあわてて内服っていうのを繰り返すと、だんだん悪くなって薬も効かなくなります。

 

以前、あるアレルギー(喘息やアトピーなどの)専門外来やってる後輩の女医さんに、なかなか薬が続かない患者さんいるよねって話していたら、「症状が無いのに続けるのって大変なんだと思います」ですって。やさしいですね、患者さんに人気があるわけです。でも、喘息なら3ヶ月毎に薬減らせるけど(ガイドライン上は)、てんかんなんて3年以上も発作が無くても続けないといけないのです。私の患者さんたちは本当にすごいんだなって思いました。

 

保護者には治療継続の必要性を理解してもらわないといけませんが、小さい子ども本人に理解させるのは難しいですね。それでも小学生くらいからは説明するようにしています。また、小さい子には習慣として身に着けてもらおうと思っています。私の患者さんなら知っていると思いますが、相手が就学前の幼児であっても外来のたびに、毎日薬飲んでるか本人に聞きます。本人の中で習慣化されると幼児でも、親が忘れても飲んでないことを自分から言ってくれるようになります。てんかんでは患者さんによっては数十年以上も続けないといけない子もいて、忘れないための習慣化は重要です。それでも自我が強く芽生える思春期頃にもう一つ壁があって、そこがまた悩ましいのですが。