栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

小児科での検査や処置では、子どもに対して絶対に怒ってはいけない。

こんばんは。

本年4月に滋賀県栗東駅前6分に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

さて、facebookにも告知したように脳波技師さんが決まってません。もうちょっと待って応募が無ければ、個人的なつてを使って探すつもりです。かといって、妥協せずに良い方を探したいと思っています。

 

やはり治療方針を左右する検査ですから、電極の位置や貼り方など適当にされては困る。そのへんは良い意味でこだわりを持っている方にお願いしたいです。

 

あと、4-5歳以下の子のほとんどは脳波を嫌がります。15分近くじっとして頭に電極をペタペタされて、その後も30分ほどベッド上でじっとしてないといけませんから。あまりに動きを抑えられないと、眠り薬を使うこともありますが、必ずしもそれで速やかに眠れるとは限りません。そこで技師さんに求められるのは、絶対に怒らない、イライラしないということ。時間ギリギリまであやし続けて録る努力をする根気です。

 

子どもにとっては、小児科とは、見るだけと言いながら喉をおえってされたり、チクッとするだけと言われて普通に痛い注射されたりと、だまされ続きの空間なんですよね。脳波検査は痛くもないし怖くもないって、説明しても信用されるわけないです。そういうところまで配慮いただける、心の広い方にお願いしたいと思っています。