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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

ワクチン反対派のご指摘を真摯に受け止めてみる②(そもそも効果が無いというご指摘)

こんばんは。連日失礼します。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

とりあえず告知。当院では4月から働ける看護師を募集中です、興味のある方はお気軽にお問合せ下さい!

 

昨日に引き続き、アンチワクチンの皆様のご指摘に対応したいと思います。「効果が無い」というご指摘。効果なしとは言い過ぎじゃないですか?でも、確かに接種される皆さんが期待されているほどの効果は無いかもしれません。

 

例えばBCG(結核のワクチン)は10~15年そこそこしか持ちません。本来BCGは致死率の高い乳児の結核を予防するためのものです。BCGを打っとけば一生結核にならないと思ってた方々、ごめんなさい。でも、小児期までの予防効果でも十分意味があるんじゃないでしょうか?

 

麻疹ワクチンは接種直後でも5%いかないくらいの方には免疫がつかず、さらに1回の接種では大人になるまでに10-20%の方は免疫が消えてしまうと言われています。水痘ワクチンも同様で1回の接種では30%ほどの方に軽症ながらも発症してしまいます。年経過で免疫が弱まるのを防ぐ効果を期待して、現在はいずれのワクチンも2回接種になっていますね。

 

実はどれだけ接種しても、体質的にどうにも免疫がつかない方は少数ながらおられます。その方々は接種の意味ないと思われるかもしれません。事前に簡単にその体質がわかれば良いですが、現在の医学でもそこまではわかりません。でも、社会全体で見ればみんながワクチン接種すればウイルスは少なくとも流行は抑えられるわけで、免疫がつかない方も流行しなければ感染発症するリスクは大きく減り、結果ワクチンに守られていることになるのです。それは持病が理由でワクチン接種がしたくても出来ない患者さんにとっても同様です。

 

もっといえば、そこの意地でもワクチンを打たずにいるワクチン反対派のあなた!あなたもワクチンに守られているんですよ!!!