栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

本当に先発品と同等の効き目があるというなら、味も同等にして欲しいもんだ

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

国策に逆らうことなく、私もほとんどの薬で「後発品(ジェネリック)使用可」として処方せんを出しています。私自身の風邪薬を処方するときもだいたいジェネリックをもらってます。錠剤のときはそれほど気にならなかったですが、最近は口腔内崩壊錠という水無しで飲める、口の中で溶けていく薬が増えてきたことより、先発品とジェネリックの大きな違いを感じました。「ジェネリックはまずい!」ってこと。口腔内崩壊錠はラムネみたいな味がして本当に水無しでおいしく飲めましたが、ジェネリックのそれは口の中で溶かすと気持ち悪くて結局水を飲まないといけなくなる。

 

で、後発(ジェネリック)品は先発品と同等の効果をうたってるわけですが、あの味の悪さを考えると、効果も本当に同等なのかも怪しい気がしてきました。

 

うちでは、そうはいっても多くで後発品可としてますが、抗てんかん薬だけは先発品を使うようにお願いしています。