栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

とりあえず2カ月が近付いたら問い合わせてみましょう(ワクチンデビューに関して)

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

当院では4月から勤務可能な看護師さんを絶賛募集中です。ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

 

ワクチンの是非に関する討論はしばらくお休みにして、実際的なことを書きます。現在の子どもの接種すべきワクチンはすごくたくさんあるし、種類も回数もころころ変わるから訳わからなくなりますね。特に生まれて半年くらいまでは他にも慣れないことがあるのに、さらに煩雑なワクチンを自分で確認して接種しに行かなきゃいけないとなると不安になるお母さんもいるでしょう。

 

でも、安心してください。先輩ママさんたちもほとんど理解出来ていません。ややこしいし、どうせ覚えてもすぐに変わるし、覚える必要もありません。興味があれば勉強されれば良いですが。ちなみに今年のどこかからB型肝炎ワクチンは定期化(公費で受けるべきワクチンになる)するので早速変わります。

 

とりあえず2か月からスタートすることだけ覚えておいて、近付いてきたら小児科に問い合わせると良いです。「もうすぐ2か月になるんですけど、予防接種はどうしたら良いですか?」と。まともな小児科なら自費で受けれるワクチンも含めて丁寧に教えてくれるはずです。そしてワクチンデビュー日が決まって、その日に接種したら、次に受けるワクチンと接種日を教えてくれます(当院ではほとんどその場で次回接種予約を取ります)。さらに母子手帳の接種記録欄に鉛筆で接種時期を書いてくれるところも多いです。

 

どこの小児科が良いかわからないってこともあると思います。そしたら出産した産院で一ヶ月健診がありますよね、その時に診る小児科医は近隣の提携してる開業医が多いので、その先生と相性が良さそうならワクチンもその先生の医院に行けば良いと思います。開業医でなく医大や市中病院の小児科医が健診してることもあるので、そういう時は近くのお勧めを尋ねれば良いと思います。里帰り出産などで産んだ産院から離れる時は、院名や標榜科に「赤ちゃん」とか「ベビー」とか「新生児内科」とか入ってる医院なら赤ちゃんのワクチンについては慣れてると思います。反対に「内科・小児科」は赤ちゃんに関して慣れてないかもしれません。

 

当院はというと、どこの産院とも提携せず一ヶ月健診にも行ってないし、医院名に赤ちゃんもベビーも入ってないし、新生児の標榜もないですね。あれ?この記事は他院の宣伝しちゃってますか?(爆)