栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

日本から何の援助をすることも出来ず、理不尽に子どもたちを殺し続けるイスラエル政府にただ憎しみの念を送ることしか出来ないことが悲しいです

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。

 

イスラエルパレスチナの戦争が激化しています。というか、イスラエルの攻撃が激化していってるんですよね。ガザの多くの子どもを含めた民間人が傷つき殺されていく映像を見るたびに悲しみと怒りを覚えます。

 

誰に?そりゃ映像ではイスラエルが攻撃してるんだからイスラエルでしょう。でも、その前にハマスが非人道的な奇襲攻撃をしていて、でもさらにその前にイスラエルパレスチナ人に。。。

 

ロシアとウクライナの戦争はわかりやすかった。領土の取り合いでロシアが攻撃を仕掛けた、それに対して世界のほとんどがロシアを非難してウクライナを援助した。米国を含む日本の友好国は軒並みウクライナ支援だった。今回の戦争では米国は完全なイスラエル支持で、日本は国連の休戦を求める決議に賛成ではなく棄権した。とても残念な気持ちになりました。

 

いろいろと歴史的な背景や過激派組織の蛮行もありますが、間違いないく言えるのは今殺されていってるガザの子どもたちにとっては、宗教や民族の歴史的問題もハマスの行いも、一切知ったこっちゃないということ。そして、ウクライナのときのような支援金窓口もなく、日本から何の援助をすることも出来ず、理不尽に子どもたちを殺し続けるイスラエル政府にただ憎しみの念を送ることしか出来ないことが悲しいです。