栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

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インターネット、携帯電話からの予約は以下のリンク(アイチケット)からお願いします。一般外来は当日の順番予約のみ、予防接種は60日前から予約できます。

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インフルエンザ予防接種のネット予約を停止しました

こんにちは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

当院では看護師、医療事務、脳波技師を募集しています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

今月初めからインフルエンザ予防接種の予約を開始し、出だしはそれほどではありませんでしたがするすると枠が埋まり、まだご予約でないかかりつけ患者さんの接種分が危うくなる可能性が出てきたため、ネット経由での予約をストップしました。ワクチンそのものの供給も昨年より少なくなるとのことですから、ネット予約の再開は難しいかもしれません。

 

今後は慢性疾患などで接種をしないといけないかかりつけ患者さんを優先していきますので、該当される方は直接窓口でご予約下さい。当院受診歴が無い方や普段他院をかかりつけにされてる方はお断りするかもしれません。申し訳ございません。

 

毎年、いくつかの何かしらのワクチンが足りなくなっていて、もうちょい計画的にやってほしいですね。化血研とか地震とか予期せぬ事情もあるのでしょうけど。

看護師、医療事務、脳波技師を絶賛募集中です!

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

開業して一番苦労することは人事とよく言われますが、うちでは幸いなことにこれまであまり困ることなくきました。もちろん退職するスタッフもいましたが、上手くスムーズに後任スタッフを採用することが出来てきました。それで何となく安心しきっていたわけですが、最近になり退職や勤務日数減少スタッフの補充のための採用が進まなくなってきました。とても焦っております。そこで、各募集職種のアピールをさせてもらおうと思います。

 

まず看護師です。当院は4人いて、この規模のクリニックとしては多い方ではないでしょうか。各勤務帯に2人勤務で患者さんの予診、診察介助、検査処置、治療の説明などをしています。ワクチン枠は3~4人で対応しています。最も力を入れているのが自宅での治療やケアの説明です。発熱、咳、嘔吐時など感染症症状の対応や、予防接種の詳細説明やスケジュールを立てたりといった内容です。看護師の中には、保健師やアレルギーエデュケイター(県内5人のうちの1人)もいて、乳児期の母乳や離乳食に関する悩みや、湿疹や喘息などの治療についても看護師レベルで十分対応できるようにしています。開院するまで多くの外来を経験しましたが、ここまで看護師が専門知識をもって患者さんに説明指導をして治療に関与しているところはほとんど無かったです。逆に赤ちゃんの難しい採血をしてくれたり、医師にお茶を出してくれたり、着替えの白衣を持ってきてくれたりと、至れり尽くせりしてくれる外来はありましたが当院ではそういうのはほぼありません。赤ちゃんの採血も患者さんを呼び入れるのも私自身がやっています。ですから、採用時点でこれまでの小児科経験の有無は問いません、一般的な小児科外来の看護師業務範囲と違っていて、一から覚えてもらうことが多く経験が有っても無くてもあんまり変わらないからです。ただし覚えることが多いのでやる気は必要です。医師の介助ばかりでなく治療に積極的に関わっていきたいと思っている看護師さんには力を発揮できる職場と思います。

 

あと大事な特色として、近辺では珍しく小児科クリニックで小児在宅医療を行っています。診療の際は看護師2人と私の3人で週2回訪問しています。また、現在発達外来新患は当院かかりつけ患者さんのみに制限していますが(それでも結構多い!)、発達障害診療も多く行っています。小児在宅医療や重症心身障害児医療、発達障害に興味がある方にもうってつけなのではないかと思います。

 

次に医療事務です。現在6人いて20~50代と幅広い年齢層で仲良くやっています。クリニックではレセプトチェックを医師だけでやっているところもありますが、当院は全員にレセプトは見てもらいますし、その専門知識も持ってもらうようにしています。小児科ですが、てんかん発達障害といった精神科系疾患も多く、公費申請や障害者認定などの手続きにも精通していただきます。もちろんそういった専門知識だけでなく、待合室の患者さんに常に気を配り、困っていたらすぐに手伝いを出来るスタッフを目指しています。電子カルテなのである程度パソコン入力を出来ないと仕事になりませんし、医療事務経験は必須ではありませんがレセプトの基本的な知識がある方が望ましいです。

 

長文になってしまったので脳波技師は別の機会に書きます。看護師も医療事務にも共通して言えるのは、すでに持っている豊富な知識や経験や技術はそれほど重視していません。患者さんに優しくて、一生懸命でやる気のある方を求めています。ご連絡をお待ちしております。

今年のインフルエンザワクチン接種に関して

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

ぼちぼちインフルエンザワクチンの問い合わせを受けるようになりました。すいません、まだ詳細が決まってなくて、正式にお伝えすることが出来ません。私が悪いんじゃありません、卸からどのくらい数量確保出来るかとか、価格がどうなるかなど決まらないんです(笑)。インフルワクチンは毎年接種枠を変えていて迷惑おかけしてますが、今年も変わります。今回はネットからの予約可能枠は土曜(隔週くらい?)の午後にして、出来るだけたくさんの方を接種する予定にしてます。それ以外にもかかりつけ患者さんとご家族で土曜の都合が悪い方は、別の曜日の接種枠も用意します。例年通り定期受診中の患者さんは受診に合わせて接種しますし、定期接種のある方はその際に付き添い家族を含め接種します。つまり希望者には全員接種してもらおうという気概で臨んでおります。

 

インフルワクチン接種開始時期は10月半ばとなります、インフルの流行はここ数年は遅めでしたが、今年は本来冬のウイルスであるRSウイルスが今のうちから流行ったりと予想が全く出来ません。出来るだけ年内に接種し終わりましょう。相変わらず「どうせ効かない」と接種を拒む方もいるでしょうが、今年の春夏のアデノなどの流行の壮絶さ(クラスがほとんど全滅しないと終わらないっていう)を見るとインフルワクチンは効いてたんだなと思います。さらにインフルエンザは脳症やけいれん重積の合併率がとても高いです。必ずワクチン接種しましょう。

 

9月入って早々に詳細をホームページおよびfacebookで告知しますので、もう少々お待ちください。

育休明けに保育園に入れないといけないなら、それまでにツルツル肌にしておきましょう

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

先日、1歳半健診に行った際にひどいアトピー性皮膚炎の子がいました。「この湿疹はどう(治療)してますか?」と聞いたところ、「県外の小児科に行ってる」「これでも治ってきている」「ステロイドはもちろん何も塗ってない」と。この段階ですでにお母さんの答え方が臨戦態勢に入っていました、何度もいろんな人に言われているんでしょうね。健診の場なので戦う時間もないけれど、「ステロイドをしっかり使えば治りますよ」と言ったところ、「でも(完全に)治ることはないですよね」と完全に攻撃態勢になってきたので、ここで終了。

 

本当は「完全に治りますよ」と答えたかったんです。1歳半でまだ保育園に行ってなければ、ほぼ確実に治せる。

 

アトピー(乳児湿疹含めて)の治療は「ステロイドをしっかり塗って少しずつ減らす」ただそれだけ。あとは痒みに対して内服併用したり、薬を減らすときに再発しないようにスキンケアをしたり、が加わる程度です。上手く行くかどうかは保護者の塗り方と、治療を継続できるかです。上で保育園に行ってなければと述べたのは、保育園や幼稚園、小学校などに行き始めると、その時間帯に薬をぬったり、スキンケアが出来なくなるからです。だから、全部の時間を保護者と一緒にいてるのであれば自信たっぷりに治りますよと言えますが、離れている時間が多くなるにつれ治療は難しくなることがあります。

 

でも育休期間が終わったら保育園に預けて働かないといけないお母さんも多いと思います。それならば、せめてその時までに丈夫な皮膚にしておきましょう。丈夫な皮膚とは湿疹がなく完全なバリア機能を持った皮膚のことです。入園時点でそのくらいのツルツル肌にしておけば、保育園で多少ダメージを受けても、夜と朝のケアだけで皮膚の良い状態を維持できる可能性が高いです。

 

育休明けに保育園に預ける予定なら、1歳未満の乳児のうちにしっかり湿疹を治療しておきましょう。時期は早ければ早いほど良いです、1か月未満でも湿疹かなと思ったら受診しましょう。必ず治りますからね。

まずは便秘を治療しましょう

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

今回は便秘について。

 

少食でなかなか体重が増えない子、そして便秘もあり
→まず便秘を治療しましょう(考えてみれば当たり前ですね、出て行かないと入らないです)

 

夜尿が治らない、そして便秘もあり
→まず便秘を治療しましょう(小児科医には有名な話です)

 

疳の虫が強くて夜泣きや人見知りが極端にひどい、そして便秘もあり
→まず便秘を治療しましょう(なぜか過敏な子には便秘が多いようです、少しでもストレスを減らしましょう)

 

なかなかオムツが外れない、そして便秘あり
→まず便秘を治療しましょう(便秘がひどいままでトイレトレーニングしても上手く行きません)

 

便秘は体質的なものなので、水分増やしたり野菜やヤクルト飲んだりといった食事療法には限界があります。一旦内服治療を開始すると数ヶ月以上は継続することが多いです。剤型や効き方も違ういろいろな薬がありますので相談して決めましょう。

子宮頚がんワクチンを始めます

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

突然ですが、子宮頚がんワクチンを始めようと思います。今までも止めていたわけではありませんでしたが、問題になっている副作用に関して一部は心因反応とは思えない患者さんがいることから、まさに国と同じ様に積極的に勧めることはしませんでした。しばらく様子を見てれば何かわかってくるかもしれないと他力本願で待っていましたが、状況は変わりそうにありません。このままではワクチンにより子宮頚がんから守られる機会を、女の子たちから奪うことになります。このままで良いわけがありません。

 

先日、ワクチン販売会社の担当者にお願いして子宮頚がんワクチンの勉強会をしました。まず一人の女性が生涯で子宮頚がんを発症する率は1.3%(76人に1人)です、このがんの原因は性行為などで感染するヒトパピローマウイルスによるものです。このウイルスにはたくさんの型がありますが、その6割を占めるのはHPV16型、18型であり、この型のウイルス感染を防ぐのが子宮頚がんワクチンです。何もしなければ1.3%で子宮頚がんになるところを、ワクチンで原因となるウイルス感染を半分以下の確率に減らすことが出来ます。これが接種するベネフィットです。

 

一方で接種した方の0.08%で副反応が発生し、回復していない重症例は0.005%です。副反応といっても失神なども含む様です、注射で気持ち悪くなって失神する人くらいいくらでもいるし、このワクチンの副反応とすること自体が不思議です。回復していない重症例も私の個人的な予想では多くが心因反応であり、ワクチンとは無関係と思います。だから多く見積もって0.005%です。それでもかなり低い確率と思いますが、他のワクチン副作用における重症後遺症の確率はもっともっと低いので、そこが長らく私がひっかかっていたところです。

 

0.005%の回復しない副作用のリスクのために、76人に1人が将来罹患する子宮頚がんを予防する機会を捨てるかどうか。私は断然接種すべきと思います。そのために出来るだけわかりやすく本当の情報を伝えて、接種を決断して欲しく思っています。でも、最後に決めるのは接種する本人または保護者です。

 

実際に本格的に開始する際はホームページなどで告知させていただきます。