こんばんは。
平成27年春に滋賀県栗東市で開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。
昨日、書こうと思ったことの続きです。赤ちゃんや小さい子の身体の洗い方について。多くの育児本には石けんをよく泡立てて、その泡で包むようにやさしく洗うってあります。この真意は強く洗い過ぎて汚れ以上に保湿成分まで洗い落としちゃうことや、石けん成分を皮フに残存することを避けるためです。
でも、多くの方はおそらく洗い過ぎてるような気がします。清潔にした方が良いですが、皮フの必要な成分まで落とすと湿疹や乾燥肌の原因になりやすいです。どっちが良いかって、少々汚れが残ってても洗い過ぎよりは良いんじゃないかと思います。
もう石けんなんて使わず、手でお湯だけで洗うのでも良いと思います。気になるなら、十分泡化したものでわきとか、首周りとか、足の付け根とかを洗うだけでも良いかと。そのあとはしっかり流して下さいね。