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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

喘息の気がある

診療方針 小児の病気のこと

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

天気が不安定のためか喘息発作が出てる方が多いですね。初診で咳を主訴で受診されて、明らかに呼吸音がゼイゼイしてる方には、これまでに喘息と言われたことがあるかを聞いていますが、喘息の気があるとは言われたが喘息とは言われてないという親さんが多いです。お薬手帳を見せてもらうと、すでに何度もステロイド吸入(フルタイド、キュバール、オルベスコなど)を処方されている方もいたりして。私の中ではステロイド吸入の治療段階に入ってるというのは完全に「気管支喘息」の診断なのですが。何と言われてステロイド吸入を出されてたのか気になります。多分、喘息って言われてると思うんだけどなー。

 

私の専門としてるてんかんでも、「てんかん」と診断して抗てんかん薬治療を長期間続けていた方が、いきなり、「え?うちの子、てんかんなんですか?」って言われて絶句してしまうことがありました。あわてて、てんかんの説明を一からしなおしました。それにしても今まで何だと思われていたのかがすごく気になりましたが怖くて聞けませんでした。いずれにしても、実際に最初にきちんと説明出来ていたかどうかは別にして、伝わってない以上は私の責任です。

 

これは極端な例ですが、医療者が説明したつもりでも、その半分も伝わってないことはしばしばあるので、時々確認しないといけないなと思っています。

 

喘息の話に戻ると、今の時期、喘息発作予防治療を症状も無い中で頑張って継続されている方(オノンやキプレスの内服継続、ステロイド吸入)で、発作が出てないというのは、治療が上手く行ってる証拠なので自信持って続けましょう。このまま続ければ必ず治ります。