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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

保湿が足りてるかどうかはオムツを開けてみて判断を。そしてワセリンパックの勧め。

小児の病気のこと

こんばんは。

滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

今日は赤ちゃんの湿疹に関して。口を酸っぱくして保湿、保湿と繰り返してますが、なかなかピンと来ないお母さん方もおられます。皮膚を一旦正常な状態にして維持することが最重要なので、ステロイドも使うときは躊躇なくたっぷり使う必要がありますが、保湿が出来ていないと治ってもステロイドを減らすとすぐに悪化してしまいます。

 

「うちはちゃんと保湿剤塗っているけど全然治らない、病院変えようかしら」と思っているお母さん方(うちへ初診で来られる方にも時々おられます)、本当に保湿が十分に出来ているか判断する方法があります。オムツを開けてみてオムツに包まれている皮膚と他の部分を比べてみてください。オムツのあたってるところだけツルツル肌ではないですか?オムツ内は自然と保湿されるので保湿剤が十分塗れてなくても乾燥しにくいのです。つまりオムツ内よりも外の皮膚の湿疹が目立つなら保湿が足りていないってことです。

 

自分の赤ちゃんがそれに該当するなら、むしろ喜んでください。ステロイドを使わず副作用が少ない保湿剤だけでも皮膚をきれいに保てる可能性があるってことですから。今よりもっともっと保湿剤を塗ってください。

 

保湿剤はヒルドイド(ヘパリン類似物質)で良いですが、ずっと前の当ブログでも紹介したワセリンパックが最強だと思いますね(入浴時限定ですけど)。何たって安上がりで添加物も無いワセリンでここまで保湿出来るってのが良いですよね。なお、一旦湿疹になってしまってる皮膚は、よほどの軽症でない限り保湿剤だけでは治りません。湿疹自体はステロイドで一旦治しつつ、保湿剤を並行して治った状態を維持するのです。

 

ワセリンパックに関しては以下の記事で。

とっておきの乾燥肌対策!(と思う) - 栗東よしおか小児科の院長ブログ