栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

看護師、医療事務、脳波技師を絶賛募集中です!

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

開業して一番苦労することは人事とよく言われますが、うちでは幸いなことにこれまであまり困ることなくきました。もちろん退職するスタッフもいましたが、上手くスムーズに後任スタッフを採用することが出来てきました。それで何となく安心しきっていたわけですが、最近になり退職や勤務日数減少スタッフの補充のための採用が進まなくなってきました。とても焦っております。そこで、各募集職種のアピールをさせてもらおうと思います。

 

まず看護師です。当院は4人いて、この規模のクリニックとしては多い方ではないでしょうか。各勤務帯に2人勤務で患者さんの予診、診察介助、検査処置、治療の説明などをしています。ワクチン枠は3~4人で対応しています。最も力を入れているのが自宅での治療やケアの説明です。発熱、咳、嘔吐時など感染症症状の対応や、予防接種の詳細説明やスケジュールを立てたりといった内容です。看護師の中には、保健師やアレルギーエデュケイター(県内5人のうちの1人)もいて、乳児期の母乳や離乳食に関する悩みや、湿疹や喘息などの治療についても看護師レベルで十分対応できるようにしています。開院するまで多くの外来を経験しましたが、ここまで看護師が専門知識をもって患者さんに説明指導をして治療に関与しているところはほとんど無かったです。逆に赤ちゃんの難しい採血をしてくれたり、医師にお茶を出してくれたり、着替えの白衣を持ってきてくれたりと、至れり尽くせりしてくれる外来はありましたが当院ではそういうのはほぼありません。赤ちゃんの採血も患者さんを呼び入れるのも私自身がやっています。ですから、採用時点でこれまでの小児科経験の有無は問いません、一般的な小児科外来の看護師業務範囲と違っていて、一から覚えてもらうことが多く経験が有っても無くてもあんまり変わらないからです。ただし覚えることが多いのでやる気は必要です。医師の介助ばかりでなく治療に積極的に関わっていきたいと思っている看護師さんには力を発揮できる職場と思います。

 

あと大事な特色として、近辺では珍しく小児科クリニックで小児在宅医療を行っています。診療の際は看護師2人と私の3人で週2回訪問しています。また、現在発達外来新患は当院かかりつけ患者さんのみに制限していますが(それでも結構多い!)、発達障害診療も多く行っています。小児在宅医療や重症心身障害児医療、発達障害に興味がある方にもうってつけなのではないかと思います。

 

次に医療事務です。現在6人いて20~50代と幅広い年齢層で仲良くやっています。クリニックではレセプトチェックを医師だけでやっているところもありますが、当院は全員にレセプトは見てもらいますし、その専門知識も持ってもらうようにしています。小児科ですが、てんかん発達障害といった精神科系疾患も多く、公費申請や障害者認定などの手続きにも精通していただきます。もちろんそういった専門知識だけでなく、待合室の患者さんに常に気を配り、困っていたらすぐに手伝いを出来るスタッフを目指しています。電子カルテなのである程度パソコン入力を出来ないと仕事になりませんし、医療事務経験は必須ではありませんがレセプトの基本的な知識がある方が望ましいです。

 

長文になってしまったので脳波技師は別の機会に書きます。看護師も医療事務にも共通して言えるのは、すでに持っている豊富な知識や経験や技術はそれほど重視していません。患者さんに優しくて、一生懸命でやる気のある方を求めています。ご連絡をお待ちしております。