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栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

保湿剤は加湿剤ではない

小児の病気のこと

滋賀県栗東市に4月16日に開院予定の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

ぬぬぬ、やっぱりカサカサしてますね。湿疹の子。保湿が大切っていうのがやっぱり伝わってないんじゃないかと思う今日このごろです。何がいけないのか考えてみました。

 

電子カルテでヒルドイド(超有名な保湿剤)を処方すると、選べる付記コメントに「カサカサしたところに適宜」なんてのがあります。これが誤解のもとでは。正しくは「カサカサしそうなところに、カサカサしないように、カサカサする前に適宜塗布」です。

②保湿剤を加湿剤と誤解されている。名前の通り保湿剤は皮膚の水分を保持するのが主作用です。カサカサに塗れば保湿剤そのものに含まれる水分と、体の深いところから皮膚へ引っ張り込んだ水分で少しは潤いますが。で、皮膚の加湿剤は無いですね、入浴くらいでしょうか。

 

以前ご紹介したワセリンパックは持っても朝までです。深夜に保湿剤を塗れず、朝にはカサカサになってるという方に最適と思います。だから朝起きたら乾燥してなくても保湿剤はすぐに塗る方が良いです。

 

そんなに何度も塗ってられないというほどに皮膚乾燥がひどいときでも、頑張って頻回に塗っていれば皮膚が回復して、乾燥しにくくなっていくと思います。今だけと思って頑張ってみて下さい。