こんにちは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。
今朝HPやアイチケットのお知らせ欄にも告知した通り、湿疹などの皮膚疾患についてのオンライン(電話含む)診療は中止することにしました。
理由は、皮膚は実際に診てみないと正確な状態がわからず、適切な治療が出来ないと判断したからです。それはオンライン診療開始時からわかってはいたことですが、新型コロナウイルス感染予防のため短期間なら止む得ないと考え、他疾患と同様に受け付けていました。しかし、実際にやってみてやはり皮膚診療はオンライン診療にそぐわないと実感し、緊急事態宣言解除もありこのたび受付中止とさせていただきました。
てんかんや便秘などなら前回受診からの状況を伝え聞くだけでも、著変なければ治療継続が可能なことが多いです。しかし湿疹などは、保護者が症状は変わらずきれいですと言われていても、実際に皮膚を見て触ると発赤やガサガサがあったりと、湿疹が抑えられてないといったことが非常に多いのです。ひどい時には、湿疹がとびひになってたり、おむつかぶれがカビによる皮膚炎だったりで、治療を180°変えないといけなくなることもあります。
アトピーや乳児湿疹の治療において、責任をもって安全確実に治していきたいという信念の下、私自分の目で見て触って治療を進めています。ご理解のほど、よろしくお願いします。