栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

父親や祖父母が持ち込んで、子どもが感染するケースが増えてるようです

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」の吉岡誠一郎です。

 

ちょっと前に尾身先生が新型コロナの第9波が始まったことをTVで言ってるのを聞いて、そんなに増えてるかなって思ってたら、この周辺にも1日に1~2人は子どもでも陽性が出るようになってきました。以前ほど検査もしてないので、もっと多いのかもしれません。ちょっと前に保育園などで子どもどうしで流行したときと違い、ほとんど他の家族(主に父親、祖父母)からの感染です。

 

症状は以前流行してたときに比べて、高熱が少なく他の症状もひどくはないです。とはいえ、熱性けいれんも脳炎も多いことはわかったし、早期乳児(6か月未満)にも容赦なく発熱させてますから、小児にとって得体のしれない怖いウイルスであることに変わりありません。

 

5類になりましたしね、ワクチンせずマスクもせずで、ご自身が感染して苦しもうが知りません。でも、ワクチンもマスクも出来ない子どもと、感染しても現実的に子どもと隔離出来ないお母さんにうつさないで下さいね。お父さんに、おじいちゃんに、おばあちゃん。