栗東よしおか小児科の院長ブログ

滋賀県栗東市で小児科医院を開業しています。小児の発達、小児の病気、開業準備のことなど書いてます。

兵庫県の斎藤元彦知事は国民の政治への意識を高め、投票率を上げることに貢献するかもしれない

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。

 

兵庫県の斎藤元彦知事の話を。どういう状況かというのは連日報道されてるので皆さんご存知ですね。重要と思うところを書いてみようと思います。

 

この人、どういうわけかなかなか辞めない。そこはちょっと理解出来ないのですが、おかげで連日の報道でどんどん話が大きくなっていっています。知事の選出は直接選挙が行われますから、このような知事を選んだのは兵庫県民自身でもあるわけで、次の選挙ではもっと人をよく見て(調べて)投票しようと思う人もいるだろうし、いつも選挙には行かない人も次からは行くようになるかもしれません。そして、これは兵庫県だけではなく、自分の住む県の知事についてもあり得る話なので、全国民の政治への意識は高まり投票率につながるのは間違いないでしょう。あ、そう考えるとこの人良いことしてるじゃないかと思えてきました。あくまで現時点ではですけど。

 

もう一つは、斎藤知事は自分で辞職するにせよ、議会解散して再選挙するにせよ、まず知事の継続は無理ですよね。そしたら、しばらくの期間は反省して、また政治家に戻って活躍して欲しいと思います。就任時の公約のほとんどを達成しているという話じゃないですか。政治家としての能力とか才能はあるんでしょう。一度の失敗で能力のある人が復活出来ない社会というのは、結局全体の不利益になります。再トライが可能な日本社会でありたいですね。

 

なお、人が一人死んでんだぞっていう方がいるかもしれません。普通に考えて、パワハラ受けて内部告発したら処分されたってだけで自殺しますか?それは死にたくもなるだろうと共感出来ますか?別に県庁なんざ辞めて他の仕事見つけて生きていけば良いわけですよ。つまり、まともな認知や状況判断が出来なくなった病的状態による自殺です。これをもって斎藤知事が殺したも同然と言うのは飛躍が過ぎます。